ロレックス GMTマスター 116718LN

GMTマスター 116718LNについて

イエローゴールドの無垢素材で非常に豪華なGMTマスター2について見ていきましょう。
まずは前モデルRef.16718からの進化について注目します。
まず1つ目の変更点は、両方向に回転するベゼルがアルミ素材から、劣化と衝撃に強いセラミック素材へと変わったところです。アルミの場合だと、どうしても装着時やぶつけたときに凹みができやすかったですが、セラミックにしたことによりその心配が減りました。
続いて2つ目はムーブメントがパラクロムヒゲゼンマイへ変更された点です。
前モデルはCal.3185を使用していましたが、Cal.3186に変更されました。従来のヒゲゼンマイから“パラクロムヒゲゼンマイ”を初めて搭載したモデルです。耐磁性、耐衝撃性が標準の10倍に増したことで、耐衝撃力が優れています。2007年以降のモデルにも搭載されています。開発期間が5年とかなり作りこまれた品だと思います。これにより長いあいだ愛用しても壊れにくくなりました。
そして3つ目がリューズです。ツインロックリューズよりも優れたトリプロックリューズへ変更されました。これにより、三重構造のパッキンを使用することで、高い気密性になっています。防水性も良く雨の日でも大丈夫です。リューズにある3つのドットマークが目印です。
最後4つ目がブレスレットです。オイスターブレスレットに変更され、より頑丈な造りになりました。幅広の3連リンクでブレスレットを延長するイージーリンクもロレックス独自の発明で、これにより長さを約5mm延長することができるので、快適に装着することができます。前モデルと比べると、しっかりして腕にフィットしやすくなりバックルも強化されました。
現在でも発売されているモデルなので入手は簡単ですが、金無垢素材を使用しているということもあり値段はとても高額です。時計としての価値はもちろんですが、金としての価値もあるので今後、金の価値が上がるかと連動して値段が変わってくる可能性もあります。約10年以上発売しているので、現在も人気であることもいえますが、やはり人目を引くカラーも人目を引く魅力があります。またGMTマスターモデルなので、3ヶ国の時間が把握できるので、海外に行く方などにも重宝しているモデルです。