ロレックス シードゥエラー 16600

防水機能が高い時計をこれまでに作り上げ、ダイバーズウォッチの歴史を築いてきたことでも有名なロレックスですが、その中でも圧倒的な防水機能を持つのがシードゥエラーです。ダイバーズウォッチとしてだけではなく、深海での作業時など、さまざまな場面で活躍してくれております。フランスの潜水会社であった『コメックス社』の力を借りこのシードゥエラーは誕生しました。1960年後半から登場しているシードゥエラーですが、現在中古のマーケットで最も多く流通しているのがRef.16600です。Ref.16600は1990年ごろから2008年までの約20年間近く製造されておりました。フラッシュフィット部分の一体型などをほかのスポーツモデルよりも、一番早く採用するなど常にロレックスの進化をリードしてきたシードゥエラーは、ロレックスの技術力の結晶ともいえるのではないでしょうか。シードゥエラーはケースサイズこそ40ｍｍですが、厚さが15ｍｍとやや厚めに作られております。そのためタフな印象を感じます。ロレックスのスポーツモデルは、オンでもオフでも付けることができ、仕事の時に付けられる方も多いのではないでしょうか。シーンを選ばずに付けることができるところは、ロレックス時計全般的にいえる大きな魅力ですね。そのため幅広い層の方から人気を集めているのではないでしょうか。
ケースは厚めですが、シャツの袖などにはしっかりと収まり非常に使い勝手もいいです。Ref.16600について話を戻しましょう。最初に少し述べましたが、Ref.16600はシードゥエラーの中で3代目に当たるモデルです。前モデルであるRef.16660からの進化といえばムーブメントの改良です。ブリッジというテンプを支える部分が改良されたことにより、メンテナンス性と精度が向上しました。キャリバー番号でいいますと3035から3135に変わっております。外見上での違いはほとんどないため、Ref.16660のフチありインデックスであれば、より外見上の違いはありません。Ref.16600は約20年間の製造過程の中で若干変わった点があります。基本的にロレックス全般的に見られた変更点で、塗料の変更（トリチウムからルミノバへ）、ラグの穴が塞がるなどがあげられます。2008年からさらに防水性が高いシードゥエラー・ディープシーが登場したこともあり、通常のシードゥエラーは姿を消していました。しかし2014年には性能がアップし、より高級感の感じられるデザインへと進化を遂げ、見事復活を果たしました。旧型には旧型の良い部分があり、新型には新型の良い部分があるのがロレックスです。型が落ちたからといって値段が下がることはなく、さらには製造が終了するともう手に入れることができないという理由もあり、逆に値段が高騰するということもあります。M品番などの高年式のRef.16600は特に流通数が少なく、またデッドストックなどはかなりの高額で取引をされることもあります。また高年式の物はギャランティカードが紙からカードへと変わっております。
性能面だけではなく、付け心地、使いやすさなど、さまざまな面でロレックスのこだわりと技術力を感じることができるRef.16600です。ウォッチニアン買取専門店ではそんなRef.16600を高額にて買取いたします。ぜひシードゥエラー・ロレックスの時計を売るならウォッチニアン買取専門店にお任せください。