防水機能が高いロレックスのシードゥエラーに新しい風が吹きました。それがこちらステンレスとイエローゴールドを組み合わせたコンビモデルRef.126603の登場です。
シードゥエラーにデザインが似ているサブマリーナはステンレスタイプの他にも、イエローゴールドなどの無垢タイプ、イエローゴールドとステンレスのコンビタイプなどが展開されていました。シードゥエラーにはディープシーなどの展開はありましたが、素材の展開はありませんでした。サイクロップレンズといって日付が大きく見えるために虫眼鏡のようなものが、サブマリーナには付いているのですが、シードゥエラーには元々サイクロップレンズが付いていませんでした。2017年に登場した新型シードゥエラーRef.126600からこのサイクロップレンズが追加され、サブマリーナと似ているともいわれましたが、ケースのサイズが3ｍｍ大きくシードゥエラーのほうがより存在感があります。
Ref.126603の登場はかなり意外で予想していなかった方も多かったのではないでしょうか。
防水機能は1220ｍとこれまでのシードゥエラーと変わりませんが、ムーブメントが最新のキャリバー3235を搭載。これは新作のヨットマスターと同じキャリバーになります。
ちなみに現行のサブマリーナRef.116610はキャリバーは3135ですので、パワーリザーブが48時間です。きっとこれも近いうちにパワーリザーブが70時間を誇る3235に変わることが予想されます。ブレスレットの形状はオイスターブレスで、こちらもこれまでのシードゥエラーと同じです。もちろんエスケープバルブは付いております。文字盤はブラック一色の展開。その他の素材などは他のスポーツモデルと違いはありません。今回のコンビタイプの登場により、シードゥエラーの人気が上昇する可能性が大いにあります。コンビのタイプはオールステンレスモデルとは雰囲気が異なり、ゴージャスな雰囲気が好きな方からの人気が高くあります。今までになかった層からの支持も集められることが予想されます。正規店などで購入できる確率は非常に少なく、プレミア価格での取引は間違いありません。こういった今までになかったモデルが登場することにより、今では手に入れることができなくなった旧型タイプの価格が高騰することもあります。これまで以上にロレックスの高い防水機能を誇るシードゥエラーにはますます目が離せません。